MIO ANDO

・・・〜・・Blog・・〜・・・
Stained Glass制作に身を捧げるArtist
・・・徒然なるままに・・・
<< May 2009 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

熱き想い〜横浜〜
今日のブログは、5月19日から開催する私の個展にちなんだ話題です。

今回の個展開催地として私は横浜を選んでおります。

開催地と致しました「横浜」へは、私なりに熱く持ち続けている熱き想いがございます。今日はその想いを綴ってみたいと想います。


先日、横浜開港記念150周年のイベントが開催となりました。

港・横浜。私がこの街に魅了されるものの一つに、ガス燈があります。

横浜・ガス燈への想いは物心付いた幼少期に、父の観るモノクロ映画からの影響もあったかもしれません。

ガス燈」※と聞きますれば、イングリット・バーグマン主演の映画を想い出します。(1944年/米)

そして霧の光景も印象的です。

霧と云いますれば、私にはこんな経験もございます。それは学生時代。
目の前の障害物が見えない程の霧の中、学校までの片道○十キロの道のりを自転車で・・・。

行けども行けども白い空間を背負うかの様に進むその感覚は、果てなく続く道無き道の様にすら感じ、少し怖さすら感じるものでした。^^;

唄では「夜霧よ今夜も有難う」などもございます。霧とガス燈と聞いて頭を過る印象の数々は、次から次へと尽きる事なく色々な想いと共に出てまいります。

この唄の歌詞にもなりました様に、当時の東京・そして横浜に於きましては霧の発生がかなり多かったそうで、1916年(大正2年)から1953年ごろまではコンスタントに年30〜40件の発生。

多い年では60件と云う時もあったそうで、中でも1944年に於きましては、86件もの発生があったそうです。(横浜地方気象台データ)


開港・そして日本に創めて灯りが灯った街「横浜」。

私が初めてこの地に足を踏み入れたのは、船旅で出航する父の見送りでした。

母に手を引かれながら行った眩い太陽の元での港町・横浜。

これから暫らく逢えなくなる父への寂しさを吹き飛ばす様に、吹き付ける風。
翻るコートの裾に気をとられている内に、出発の汽笛がなった様な気がしています。^^;

幼いながらに覚えておりますその時の映像が、船旅への憧れに繋がり、映画「太陽がいっぱい」(アラン・ドロン主演)※などへの魅了の切っ掛けともなった様にも想います。

やはり何処か懐かしく、私の中の出発地点である様な気がしておりまして、いつまでも、私の中の横浜と云う原点のイメージともなっております。

その時から光陰の如し・・・と、歳月を経てはおりますが、有り難い事にその時に出発した父と、手を引いてくれた母は現在も達者で居てくれています。

横浜の想いの一つとしまして、今でも蘇って来るのがこうした当時の映像でもあるのですが、この映像と云いますのは、不思議なもので、歳月がどう経ていましょうとも、鮮明かつその中に蘇る父・母、そして私自身の姿は、当時のまま^^;。

そのままの面影で再現されて来ますのが、苦笑ものではございます。笑

後年、少し靄の掛かった雨の横浜での光景もこれまた印象深いもので、港と街路樹と街路灯。そのコンビネーションにどこか温かな懐かしさをも感じ、また光景からは、映画/シェルブールの雨傘(1964仏)(カトリ-ヌ・ドヌーヴ出演)※が音楽と共に再現される感覚に陥ります。

想いおこせば、私と横浜との出会いは、その後の私を魅了して止まない映画監督ルネ・クレール※やルネ・クレマン監督※などの作品とも出会う切っ掛けをくれたとも云え、こうした出会いのそれぞれが、私の世界観を育んでくれているとも云えるかもしれません。


※参照:出典:フリー百科事典【ウィキペディア(Wikipedia)】日本語版(2009年3月25日(水)11:24 UTC)http://ja.wikipedia.org/



ふとした瞬間にまるで、時代が遡った感覚にすら陥ってしまう横浜。何とも熱き想いが、尽きない地であります。

私事ではありますが、先日、父が無事に誕生日を迎える事となりました。
恐縮ではございますが、この場を借りまして一言。

父・母。共に末永く元気で居て下さい。
喧嘩する程仲がいい。そんなぉ二人を目標に私も目指せたらと想います(*^_^*)


さて・・・。

横浜開港の影での様々な人間ドラマからは、人の生きる姿勢なども感じる事が出来、又、色々と歴史が物語ってくれています。

当時を、現実に体感出来なかったという私の想いが、歴史建築物への関心を掻き立て、そして自然と和洋折衷なる世界へと魅了されました。

まるで、幼き頃に映像を通して見たその光景を何度も何度も気持ちにリピートさせ、そのイメージを創り上げると云う様な事で私の作品達が出来上がるのかもしれません。

以上の様な事柄が多様に織り交ざり、形成されている私でありますが、今回の個展では、開催地となります「横浜へ」の私なりの想いを込めたLampも数点展示を予定しております。

またまた個展の話になってしまい恐縮ですが、作者のこういった観点等も楽しんで頂けたら嬉しく、また御覧頂く方からのご感想なども賜れましたら光栄と想っております。

seira-mio


※今回の参照ページ※

東京ガス ガス百科「ガス灯」より
http://www.tokyo-gas.co.jp/encyclopedia/dictionary/dictionary30.php

横浜都市発展記念館〜「明治期の横浜を照らしたガス灯」〜
http://www.tohatsu.city.yokohama.jp/index6.html

神奈川県庁前にともったガス燈http://www.keiyogas.co.jp/cont/park/toshigas/4_1a.html

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』-ガス燈-(2009年4月21日(火)12:47 UTCの版)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%87%88


※参考※
(映画)ガス燈  
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%87%88_(%E6%98%A0%E7%94%BB) (最終更新2009年2月25日(水)20:04 UTC)

(映画)太陽がいっぱ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%81%84_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
 (最終更新2008年12月30日(火)10:17 UTC)

(映画)シェルブールの雨傘
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E9%9B%A8%E5%82%98
(最終更新2009年4月27日(月)04:39 UTC)

監督ルネ・クレール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB
(最終更新2009年4月24日(金)12:14 UTC)

監督ルネ・クレマン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%B3
(最終更新2009年4月18日(土)12:33 UTC)

以上:出典:フリー百科事典【ウィキペディア日本語版】より(最終更新2009年3月25日(水)11:24UTC)URL http://ja.wikipedia.org/



心の扉/エッセイ | comments(0) | trackbacks(0)
 1 
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
RECOMMEND
LINKS
PROFILE
OTHERS


SPONSORED LINKS